YOSHIAKI KANESAKI
GAKI CORPORATION 代表取締役金崎 義明
創業のきっかけ
小学校の頃、卒業文集に書いた夢が社長になることだったんです。なので社長になるっていうところから始まっています。だからと言って、当時は社長になって何をやるか?というのは何も決まっていなくて、とにかく社長になってお金持ちになりたかった。20代前半で様々な業種を経験しましたが、その中でも銀座で焼き鳥の修行をした3年間が独立につながっています。そこで培ったノウハウというか、売上アップの成功体験などが店舗経営の自信となって。それがガキコーポレーションを創業するに至った経緯です。
株式会社GAKI CORPORATIONってどんな会社?
理念を大切にしている会社です。仕事ができるのはもちろん、まず人として当たり前に行こう、と考える。ガキコーポレーションの理念は「人と人に感謝して人に感謝される、人の喜びに貢献して幸せに貢献しよう。いがみ合うのではなく、常に助け合うことを中心に。関わる全ての人を喜ばせよう。」というものです。そして、他人の喜びが自分の喜びにつながっています。
個人の幸せ、自分のやりたい幸せのために仕事があると考えています。
どんな社員が働いていますか?
現在、下は23歳、上は48歳まで年齢層は幅広くいます。女性は二人いてアルバイトさん、契約社員(準社員)として働いています。どんな人が活躍しているかは才能になってしまいますが、一人一人強みや弱みがあって、それぞれ強みを生かせるよう、店長などの役職もやりたい人に任せています。そのために、キャリアアップのパスプランで自分に合わせたステージを用意しています。ですから、社員が短期間で店長になることもあります。こうして各個人のやりたいことをやっていけるように「いかに良い環境で働けるか?どれだけ労務環境をよく出来るか?」を重要としています。
社員教育の仕組み?
平等性と透明性を確保するために、人事評価制度を取り入れています。これによって社員が、どれだけ頑張ったらどうなれるか?イメージがしやすい仕組みになっています。また、年金型給与を採用していて、「頑張りによって給料がどのくらいになれるか?」社員従業員にわかりやすく、キャリアパスプランで将来が明確なビジョンと共に見える化されています。誰でも不安を感じるのは未来のことです。例えば、30歳40歳は飲食店の現場で働く際に十分な体力がありますが、今は75歳80歳まで働く時代です。そうなった時、飲食店の仕事は体力的に辛くないか?体が辛くなっても、色んな分野に挑戦できるように、昼間でも働ける環境を作るということもビジョン化しています。
どんな社員を求めていますか?
社員にはそれぞれ色んな個性があっていい。誰もが「自分が一番大事」と思いがちだけど、人に対して何ができるか?喜ぶようなことが出来るか?人のために行動できるか?ほんの少しでも人に対する「感謝」を持って助け合う。助け合いができる。優しくできる。思いやりのある人物が素敵だと思っています。
今後の将来像は?
ガキコーポレーションは飲食業界だけでは終わらない、可能性のある会社です。新事業を立ち上げ、鹿行地域に無いものを提供し、「これあったらいいよね」という地域・社会の人に喜んでもらえる、自分たちもビジネスとして利益をあげつつ、働く社員の人生設計に基づいたビジョンを実現します。また、社員にとって、やりがいを求めて仕事に取り組むというよりも、個人の幸せ、自分のやりたい幸せのために仕事があると考えています。休暇もそうですし、それがあってからの仕事です。これからも「従業員を大切にする」をモットーに展開していきます。